「あ、好みわかんないから、テキトーに買ってきちゃった。飲み物好きなのあったら、取って飲んでって言っても、5本しかないけど。」
「ありがとう!!!」
30分ぐらいして、ご飯が来た。
「天、食べる物あるか?」
「うん。昨日買っといた。さっきも買った。」
「ならよかった。」
「点滴してて、食べにくくない?」
「ちょっと不便。」
「食べさせてあげるよ。」
無理矢理スプーンを奪われた。
「ほら、口開けんしゃい。」
こいつ…
「天のそーゆー優しさ好き。」
「ゆーだいちゃまあーん!」
口に入れられた。
「手料理食べさせてあげられなくて、悔しい。」
「いつか作ってくれ。」
「いいよ。」