「オムライス…パフェ…」
寝言まで食べ物だった。
幸せな夢、見てんのかなぁ。

俺は天のほっぺをグニグニつねった。


「むー…」
目に映る天が、愛おしくて、愛おしくて。
赤ちゃんみたいな感じがした。

「メロンパン…出汁巻きたまご…」
お腹空いてるのかな?
そーいや、俺が起きたから夕飯食べてないんだ。

「お腹いっぱい…むはぁ」
頭に、起きないように、空手チョップした。
どんだけ幸せなんだろう。