「今から帰んの!」


怜果は男達を見ずにスルーしながら歩いている
なのに男達もめげずに会話を続けてくる


「家どこなん?送ったげよーか?」


「あ~大丈夫だから!他あたってよ」


いつもいくらしつこくてもこれぐらい怜果が冷たくしてると諦めるのに今回はそうはいかなかった


「え、他とかないない!だんとつ2人可愛いからさ~」


「まじそれだよな!なあ高校どこ行ってんの?」


男同士で盛り上がってるしほんと無理
さっさと諦めたらいいのに


私も怜果も黙って無視して歩いてると3人のうちずっと喋ってなかった男が口を開いた