青龍は酔っ払い暴れる近藤さんに
近付くと

「近藤殿、失礼します」

背中を手刀で叩き気絶させた

「「「助かった」」」

近藤さんを捕まえていた人達…
土方も呟いていた

「土方、近藤さんを頓所へ

私達は閻羅王に挨拶してくるから

あ、後静にね…」

さっさと行こうとすると

「鈴様、閻のおじ様に会いに行く
ならこれをお渡しください」

渡されたのは…

「手作りのお菓子です

さっき、お茶と一緒に出しました

少ししかお酒入っていないのに」

首を傾げる様子は幼いが

「芋焼酎で餡では、酔わないはず
なのですが…」

心底不思議そうだが

「生地にも、餡にもならば、

酒の弱い人なら酔うでしょう

貴船の神は代々強いので

それぐらいが良いのです」

さっき食べたまんじゅうはかなり
酒は強いとは思ったが、

感覚麻痺は仕方ない

貴船の神は、うわばみだから…