Side 近藤

鈴音君が儀式をした後、原因がわからない高熱や痣が消えた

体調も回復してきた

そのかわりに鈴音君が倒れて2日目
心配になってきたが、青龍殿が大丈夫だというのを信じるしかない

しかし、やはり神となのるだけある
気品があるな、身に纏う雰囲気がただ者では無い

同じ部屋に玄武殿以外が集まっているなか

「鈴音様…」
青龍殿や朱雀殿が慌てて出て行ったのを

「なんだ」
呆然と見る歳や総がいたが

「安部君が起きたのだろう」と冷静にいう斎藤君、

三人を追いかけようとしたのをとめた

不服そうだが、
「鈴音君を連れて来るだろう、落ち着きなさい」
茶を啜る私だった