まだあるらしく眉間にシワを作り

「しかもだ、
霊なんかが寄って来るが気付かづ

小さな不幸も多いが本人は気には
せず

身近にいる俺の方が心配で」

最後に大きな溜息をはいていた

「今回の霊などの原因ですが、

本当に知らなかったようですね

貴方が結界で守ろうとしたのが、
悪い方に進んだようです」

気配でなんと無く気がついたが、

「普通は気が付くと思いますがね

他の土地で、違う術を使うなら、

弊害があるもんですよ」

意外に疲れたら文句も言いたいよ

「ふん、ちょっと使っただけだ」

不服そうだが、やはり説教を

「力が高いからでしょ、
貴方のちょっとは、かなり大きい
力なんです、
加減が分からないなら使わない」

「はい…」

大人しく返事した