「私がここにいるのは、

母様の捜すためです」

力強く語る美久さんに

「あては?」

一応確認したら

「ありますから、
一応は…」

レイブンを見た美久さんにため息

「俺がはなす」

壁にもたれていたレイブンが話を
しだした