「アオイさん!」

え、笑顔がまぶしい。

なんか可愛いんだけど!


「昨日の手紙読んでくれましたか?」

やっぱり・・・。

こっちのフウタであってたのか。


「あぁ。」

やばい、素っ気無さ過ぎた?


「うわぁ、ありがとうございます!!」

よ、よかった。

別に気にしてないみたい。


「それで、返事は・・・?」


うッ!!

やめてくれ、潤んだ瞳でこっちを見るなー!


「そ、その・・・あの~」

やばい。かなりやばい。

冷や汗が、ってそんなのはどうでもいいのだけれど・・・。


「あのさ、フウタ君って双子?」


不自然すぎた?


「いいえ・・・?弟が2人いますけど。」


キョトンとしているフウタ君。

いきなりはまずかったか?