わがままな姫と御曹司



よし…これでいい!


拓「悠斗様…明日とは…」


「あ!!たぶん雅也達は、アホだから学生証を使って逃げていると思う。
勝利にメールして…明日探してやると伝えろ?拓真!!」



拓「はい…」


ふぅ~

これでゆっくりできる~!!


おやすみ(-.-)zzZ




悠斗の1日は終わった…




~凛の一週間1日目


~凛~

(-.-)zzZ




美「凛~様~!!大変です」

「んっ~何…美香…眠いのに…」


美「早く起きて下さい
誠也様が寮から脱走しました」


は…


「えまじ…でも…大丈夫だよ(笑)」


美「え…どうしてです???」

「だって…昨日メール来たもん!」




美「へ…本当ですか…」


本当だし…


「ほら」



――――――
to.誠也
――――――
りんねぇ~へ
ぼく、あしたりょうからにげるよ…

りょうは、なつやすみまでそとにきょかないとでれないみたいだから!

たくさんあそんできたいんだ♪
まさやといってきます

いきさきは、

かるいざわのべっそう

だよ

あ!!
りんねぇ?
ははうえにはひみつにしてね
じゃあ
りんねぇにゅうがくしきであおうね( ̄∀ ̄)

―――――――

ハア~
誠也だから…
全部ひらがな
なんだよな…

あ!!

美香の反応は…

「美香?」


美「……」


え…無視?


「美香!美香!」


美「…ハッ!!…なんでしょう?凛様?」


「いや…メール見てなんか思わないの…??」

美「いいえ‥凛様少し忘れてました…
あ!!
誠也様達をほっといていいのですか…??」


あ!!
それは…

「さぁ~(笑)」

美「え凛様…『さぁ~(笑)』って…」


う~ん…
だって…
探すの面倒くさいし…
それに…
お母様がたぶん、メール見ただろうし…

美「??奥様に見せたんですか?」


「見せてないよ?だってお母様は……ん?あれ?どうして考えてることが…」

美「ハア~凛様…またしても口に出していますよf^_^;」


へ…
やっぱり私…
馬鹿なのかな…

美「そうでしょうね…また口に出してますし…それより、なぜ奥様が見たと…?」


ああ…
それは…



「家の情報はすべて情報ルームにあるの…
たぶんお母様は情報を見てると思うわ…」


美「じゃあ…どういった情報が…」


「ん…確か…花咲家に関係する事はすべてだったと思うわ…」

美「そうなんですか…」



だから…

お母様も
知ってる事だし…


寝よう…


お休み(-.-)zzZ

ブルブル


ん…

何…


美「電話ですよ?凛様」



ハア

寝ようと思ってたのに…


ガチャ


「もしもし凛ですが?」


母「凛~ちゃん」


ゲッ


お母様か…


「何のご用でしょう?」


母「ん…?わかってるよね~?誠也の事よ★」

うわ


キレぎみだ…




母「凛~ちゃんにお願いがあるの…(てめぇ★昨日すぐに知らせんかったよな…黒笑★)……あのねぇ…雅也君の家に明日行ってきて」


うぅ…

別の事が聞こえる…


「お母様…でも場所が分からないので…」


母「大丈夫よ!明日♪分かるから…(逝くわよね…)…うふふ」


ヒィ


逝きたくないし…

「はい!行きます!」


母「そうありがとう凛~ちゃん…じゃあね~お休み」


ガチャ♪♪