「馬鹿にしないで!!!!」


あたしは思いっきり
大声で怒鳴ってしまった。


「「…………」」


周りにいた女の子は
ただ黙って
あたしを見つめていた。


あたしと雪原には
アイコンタクト(?)的なものがあったけど

それには
雪原は喋っていないわけで
あたしが一方的に怒鳴ったので周りは驚いてるってわけ。




あぁー……失言。


今さら後悔して
あたしは恥ずかしくなって
教室まで
ダッシュで走り抜けた。



雪原なんて……

雪原なんて……



だいっきらいよ、もぉー!!!