俺は女の子に笑顔は振り撒くが
彼女の話は1度もなかったし
作りたくもなかった。
色んな女の子が
俺に寄ってくるけど、キスもしてなければ、それ以上もない。
初めてなんだ。
――――彼女という存在が。
そして、女の子に興味を持たない俺が付き合ったと聞いて、男は俺の彼女が可愛いかとかを探ってるわけ。
まぁ、
確かに可愛いんだけど。
「原野さんって幸に
どんなアタックしたんだ?」
「えと…あの……」
「あっ!分かった。
幸からアタックされたんだ」
男は楽しそうに話してるけど
幸音ちゃんは
すごく困った表情。