首を舌で這われる感覚に
襲われる――――。


そんな感覚、初めてで……さらに恐怖が増した。



「ゃッ……涼太君ッ」


「ねぇ幸音?
幸音の可愛い声、もっと聞かせてよ」



そう言って笑うと、ブラウスのボタンを1つずつ丁寧に外された。



「幸音……やっぱり肌白いんだ」


涼太君は再び
あたしの肌にキスをする。



やだ…………

こんなの、やだよ…………



「いやッッ!止めて……」



目にいっぱい涙を溜めて
振り絞る声で
そう叫んだ……。



誰かの助けを願って。