そんな話をした休み時間も
終わり、昼休みを迎えていた。


あたしは、購買に売ってあるミルクティーを買うために、1人購買に行っていた。


この時間は
みんなが買いに来る時間だからか、人混みができている。



やっとの思いで手に入れたミルクティーを片手に、あたしは教室に戻ろうとした。



そんな時、見つけた。
見つけちゃったんだ、無意識に。



「雪原君ッ♪」


「幸君ってばぁー」



女の子たちが、雪原を見上げて笑っている。

そんな女の子たちに
雪原も笑顔で対処する。



……まったく。
また作り笑い浮かべちゃって。