『1人にしないで』
そう悲しそうに言った雪原のことは、どうしても話せそうになかった。
「ところでさ、幸音って
いつ雪原君に告白するのー?」
「こ、告白!!?///」
その言葉に軽く咳き込んだ。
この想いを
いつか伝えたいとは
朝にも思ったけどさ?
告白なんて……
「む……無理だよ」
――――あたしには無理。
「コラッ!!根性なし!!!!
そんなに好きなら、もう伝えるべきでしょ?」
美華は相変わらず積極的だと
思う。
そんな美華を
あたしは羨ましいと思った。
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