「じゃあ、一体どうしてー…」 お母さんたちから数メートル離れて、呆然と見ているとー… 「!」 お母さんがこっちを見て、指をさした。 指をさした方向には、私しかいないー… ドクン! 「…っ」 こそこそと、お父さんと何か話しているが、ここからは聞こえない。 でも、そんなことよりー… ドクン。 ドクン。 お母さんの私を見る目が… 怖い。