そんなことを考えている間に、30分が経ったらしく店長が戻ってきた。


「ユキちゃん、お待たせ!さっきね・・・っと、いけない!」

ハッとしたように店長が口を押さえた。

「?」

「何でもないわ!あ、そうだ。夜ご飯、食べに行きましょ!ね!」

店長に背中を押され、事務所から出た。

「何食べたい?お肉?あ、いらっしゃ・・・」