「あー‥」
気まずそうに、うつ向く瞬さん。
わー、やっぱり迷惑かけちゃってたんだ?
「‥おまえが」
「ごめんなさい!お気に入りのパーカーでしたよね?
かっこいいし、高そうだし」
「え‥」
「それなのにわたし、お礼も持ってこないで、ほんと失礼ですよね!?」
「あっはっはっは‥」
え!?
また笑ってる?
しかもお腹抱えて大笑い?
「しゅ、瞬さん?」
「まー、そういうことにしておくか‥」
「え?」
瞬さんのぼそっとした声、聞き取れなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…