声のしたほうを振り向くと、






「‥瞬さん!」



瞬さんが制服姿のまま、立っていた。




瞬さんは、すごく怖い顔で大塚くんのことを一瞥し、



それに大塚くんが怯んだ瞬間、
わたしを自分のほうに引き寄せた。