そして放課後――

ホームルームが終わったらすぐ陽希の親友の所にいった。


『陽希の親友~ちょっといいか?』

『え?俺?』

陽希の親友
大山福(ダイヤマフク)略して大福は目をパチパチさせながら聞き返していた。


『そうお前っ』


『で何の用?』
大福は?顔で怪訝な顔をしている。


『単刀直入に言うと~陽希の好きなヤツ知ってる?』



『え…好きな人…?』


『うん、大福知ってるでしょ?』

大福は困った顔をした。

『知ってるけど…あんま聞かないよ?相手の名前と学校しかわかんないし…』


『それだよ!それでいいから教えて!ねぇ~?』


『でも教えていいのか…』


『僕達が大福から聞いてって陽希に言われたんだ』


え?
今のは本当かって?


れきっとした嘘です!!


まいいよね~
たまには嘘ついても。



『そうなんだじゃあ話してもいいよね』