『何かさっき坂本龍一って奴が乱入してきてな、織姫さがしてたんだよ』

『ぇえっ!?』


坂本龍一って…
あのラブレターの!?

じゃあストーカーが
坂本龍一ってこと?


『嘘…』

(そんな身近にいるなんて…)

恐怖で体中が震えた。



その時

───グイッ


『へ…?』


一瞬の事でいつの間にか私は陵に抱き締められていた。


『☆●%★◇■?!?!』


『心配するな。お前は俺がぜってー守る』

えぇええ!!!!

(ちょちょちょ…近いってぇぇ!!)

てか何この体勢!?

私が陵に抱きしめられてる…!?


ええええ
あの…その…

ええええ←落ち着け


────バンッ!!


その時教室のドアがすんごい音をして開いた。