「私はヨンとでも名乗りましょうか。それでは、皆さん。ルールを説明します。」




雅「ルール…?」


光「ルールって…なんのことですか…?」


それは、みんなも疑問に思ったことだろう。


ヨ「何を言ってるんです?貴方達はルーレットを回しましたね?ルーレットを良く見てみなさい。」



ルーレットを見てみると、何やら数字ではなく文字が書いてあった。そこには、"缶蹴り"と書いてあった。





咲「缶…蹴り?」



南「缶蹴りってあの缶を蹴るゲームよね?そのルールくらい知ってるよね?」




みんなが頷いた。





ヨ「ただの缶蹴りではないのです。だから、ルールの説明が必要なのです。」




蓮「ただの缶蹴りじゃない?」





ヨ「そう、ただのではないのです。」




ヨンがそう言うとニヤリと不気味に笑ったのだった。