カラカラカラ…



静まりかえった教室に鳴り響く小さな丸いものが転がる音。





その静けさに恐怖感を覚える…





何か危ないという直感。







「…」







最初に口を開いたのは、光だった。




光「…何も…起こらない…?」




そう光が言った直後、教室に異変が起こっていることにみんなが気付いた。






しかし、気付いたときには時既に遅し。





みんなの目の前が真っ暗になった。






一人一人が床に崩れ落ちる。





体の力が抜けていき、体が言うことをきかない…






なんだか、闇の世界に引きずり込まれているような気がした…