「渚くん、今日も可愛い」


「…ありがとっ♪」



女の子は渚に抱きついて
ベッタリだ。


な、なんで……?

なんで あたしの目の前で
イチャつくの?



意味……わかんないよ。





「渚ッ!!」



耐えきれず、あたしは
渚の背中に抱きついた。



なんで無視するの?

あたしのこと嫌いなの?



すると
やっと渚があたしを見た。


でも その目は
あたしを冷たく見つめていた。