「…ん?」


視線を感じ、周りを見てみると、空太がじーっとあたしを見ていた。


「何ー?」


「いやー、今日髪巻いてるなーと思って」


「あっ!気づいてくれた!? 空太何にも言わないから気づいてないと思ったよー!」


「気づく、気づく!何年一緒にいると思ってんの!」

そういって空太は笑った。