「仕事中でしょ?」

「いいんだ、今日バーテン余ってるから。」

「でも・・・」

「ちょっとでも悪いと思うなら、早く送ってくれる奴くらいみつけろ」


 あたしは苦笑する。
 
秋吉には見られたくない表情だから、誤魔化そうとして上を見る。