「ここが真菜ちゃんの部屋だよ。」

 …やっぱりおかしい。

 作り笑い?っていうのかな。


 部屋に入ろうとした私たちの後ろからドタドタと凄まじい足音。

 

 こっちに向かってる足音に咲夜さんは舌打ちをした。

 「悠月と皐月か」

 と言った咲夜さんは私を部屋の中に慌てて押し入れた。

 白を基調とした部屋はすごくきれいな部屋だった。