毎日、毎日、何故か通ってる。
君に逢えるかもしれない。
空に近いところに行けばいいのに、何となく、海に来てる。
「・・・サン。」
何気なく呟いた言葉。
応えが返ってくるなんて思ってなかったのに・・・
「・・・・港太。」
後ろから俺を呼ぶ声が聞こえた。
「・・・・」
ドクンと心臓が俺を打つ。
まさか、とは思いながら振り返る・・・
「・・・!!」
「羽が無くなっちゃったの。ずっとココにいさせてくれる?」
そこには、笑顔の君が立っていた。
「・・・サンッ!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…