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「・・・真衣?ホントにいいの?」
「うん。元に戻っても振り向かせるから。」
・・・・その自信はどこから来るのやら・・・。
「わかった。そこまで言うのなら。」
はぁ、とため息をついて立ち上がる。
ココは真衣の部屋。
学校が終わってから真衣の部屋で作戦会議と言う名の港太の心を真衣に向かせるという荒療治の作戦を立てていた。
「待ってて、願い叶えてくるから。」
そして、真衣の部屋から羽ばたいた。
「っふ・・・ぅ・・」
ポタポタと目から流れ落ちる涙。
苦しいの。辛いの。哀しいの。
貴方を他の人に触れさすのは。自分が決めたこととはいえ、
辛い。