下を見れば真衣が港太に挨拶している。
首は斜め45度。
上目づかいで、武器をフル活用している。
港太はっと・・・・
「あぁ、白波瀬。はよ。」
普通に挨拶するし・・・。
おい!!脈なし?
がっかりする半面・・・
ホッとしてる自分がいて・・・
複雑。
って!!ダメ!!そんなこと思ったら。
「真衣!!」
急いで真衣に話しかける。
「サンちゃん!!あたし・・・あたし・・・一ヶ月でいいから港太くんと付き合いたい。」
「え!?」
「明日から・・・絶対に振り向かせて見せる。」
静かに燃える真衣にあたしはあっけにとられていた・・・・。