「・・っ!!」



覗くのをヤメテ彼女を見つめる。




よく見れば、港太と同じような学校の制服。





コノ子・・・




港太が好きなんだ・・・・。




あたしの中に嫌な思いが浮かんでくる。






ここで・・・


あたしが去れば、彼女は・・・・。










願いがかなうことはない___






そしたら・・・



「・・・港太はとられない・・・。」



呟いてしまった言葉に気づき首を横に振る。






ダメ・・・。

あたしは、天使。





「・・・人を・・幸せにするために存在してるんだから」