ふと、目の前にいた人の願いを覗いてみる。 はやく、帰ろう。 ただ、その一心で。 普通の女子高生。 今はお昼の時間帯なのになんで、いるんだろ・・・? とりあえず、覗く。 流れ込んでくる願い。 あたしの頭の中を支配する。 「・・・・」 願いを覗いて、言葉を失った。 “両想いになりたい・・・” そして、 港太の顔が・・・流れ込んできた。