ってなんか・・・



バカみて。






けど、嬉しいんだ。




サンが笑ってくるなら。







そう思ってると家に着いた。


袋も無事、持ってくれたみたいで。よかったよかった。





「サン、ただいま。」



灯りの付いてるリビングに声をかける。



「!!港太!!」



俺の姿を見ると嬉しそうに駆け寄ってる。




うん、あれだ。サンは、あれなんだ。




そうだそうだ。




サンは・・・



俺にとって犬なんだ。





だから、






だから・・・・だよ。