♪ ♪ ♪


「あぁ・・・・疲れた。」


バイトからの帰り。



手に持ってるのは賞味期限が明日のもう売れないパンやお弁当の山。



袋に入れて持って帰っても2袋はある。





「・・・・しかも・・・重・・・」


1歩1歩歩むたびにギシギシとなる袋。




限界っぽいな。






それでも歩みは止めない。









疲れてるけど、重いけど、



思い浮かぶのはサンの笑顔。




おいし~って言いながらたらふく食うんだろうな。










そう思ったら自然とはやく歩ける。





ただ、サンの笑顔が見たいんだ。






それだけ。