屋上に来た、

「ココなら大丈夫?どうしたの?」


すごく、心配してくれている、

あたしは勇気を出していってみることにした…


「あたし…すごく勇気が無くて……
  アナタの名前聞きたいけど……勇気が……グスン
 自分がすごく……情けなくなってきたの……グスン」


とうとう涙が目からあふれてしまった

こんなにすぐ泣くあたし、絶対引かれちゃう…


「そかそか、俺の名前が知りたかったのかぁ
  そんなん普通に言ってくれよぉ…って
  勇気がないから言えねぇんだよなぁ
 俺は思うけど未奈は、勇気、あると思うぜ」


「ぅ……なぃ…よぉ」


「いいや!ある!!未奈は気づいてないだけ!
 気づかないんなら、これから俺と
 見つけようぜ!未奈の勇気を!」


「…うん」

「なんか…引いてる?俺、めっちゃ熱い事言ってない?」

「引いてないよ!!全然!嬉しい!あたし頑張る
  だから、一緒に見つけてください!」


「おぅ!で…初日もそうだったけど
 なんで、敬語なんだよ?」

クスクス笑う、

でも、すごく心に響く言葉を言って貰えた、

あたしに勇気があるなんて、

すごく嬉しい!

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
  そうだそうだ!!
 俺の名前は……神山優斗(カミヤマユウト)
 字の通り俺は優しいぜ!」

笑いながら、自己紹介してくれた

「え゛…自分で優しいって言ってるぅ!」

「え゛って!お前え゛って言いすぎだろ!
  俺はー優しいの!お前だってわかるだろ?」

「全然わかれませぇーん!」

「俺、お前にいい事言ってやったのにぃ~!
 俺は優しいんだぞ!未奈より優しいカモな!」

「絶対あたしの方が優しいもん!」

「あぁ!未奈は嘘つきだぁー」

「嘘じゃぁないもーん!」


こんな、楽しい日、初めてカモ!

優斗は、優しいなぁ((笑

一緒にいると楽しい!

毎日、こんな日々になるのかなぁー

なって欲しい!