午後の授業も終わり、帰ろうとしたとき


教室のドアにチャライ男子達が…


これじゃぁ教室から出れないよぉ…


思い切ってドアに近づいてみよう!


ドアに近づくが…あたしの事、気がついてないみたい…


どいてくれなぁい


すると…


「おーぃ!お前ら、こいつが出たそうだから
　　どいてやってくんない?」

あの男子の声…

「あ…わりぃ、ごめんな!」

「いぇいぇ」


あたしは廊下に出れた、


あの男子のおかげで、


また、ｷｭﾝとしてしまった、


すると、あの男子が廊下に出てきた


「あのさ、お前の名前…なんて言うの?」

笑顔であたしに話しかけてくる

あたしが言えなかった質問を

簡単に……

「え?桜井未奈だょ」

「おぉ!ありがとう、んじゃ、未奈
　　また、明日なっ!」

「うん、また…明日!あ…」

あ…名前聞きたい、

けど、勇気が……

こんなに勇気がない自分が情けなくなってきた、

目が少し涙目になったきた

「ど、どうした!?」

あの男子があたしが涙目になっているのに気がついた

「ちょ…来て!」

そう言ってあたしの腕を掴んで、屋上に行った、