莉沙と瑞希が食べ終わると、蓮哉と空はとっくに海で遊んでいた。

「空もあんな風に遊ぶんだね」

私は何気なく莉沙に言っていた。

「うん。そうだね。私たちも遊びに行こう?」

「うんッ!!」

そして、2人は走り出した。

海の水は、太陽で熱くなった肌を冷たくぬらして・・・

久しぶりに行った海は、

空と行った海は


すごく楽しかった・・・・

気がつけばもう日も暮れていた。

私たちは夜泊まる宿泊施設へいそいだ。


山道を4人で歩いて・・・

喋りながらだったから30分はかかっただろう。

部屋に着くと4人は一斉に倒れこみ、そして大声で笑った。