だが、自分の心の闇の中は見えないというのか…?

だが、何故一体こんな所に。。

彼は、どぎまぎしながら、辺りを見回した。

「よぉ。」

その時、後ろからいきなり声が聞こえてきた。
笑い声と同じ主に違いない。

「お前は誰だっ…!!」

彼は、驚きながら、すかさず振り返った。
そこには、見た事もない真っ暗い体をして、青い目をした不気味な妖怪みたいな奴がいた。

「あぁ?
馬鹿言ってんじゃねぇよ。
俺はお前だ。」