「ねぇ、樺羅さんっ!
あんな大金を、あげちゃって良かったの…?」

少女は、彼を追いかけるように早歩きで彼の後ろについて行ってた。

「…あぁ…、百万位どうって事ない。」

彼は、ホテルのロビーで、受付を済ませると、ホテルの案内人の人に部屋まで案内された。

部屋は、AMAKIの中で一番良い部屋で、部屋の中はとても広々としていた。
部屋の中についているお風呂も大きく、シャンプーやリンスなども、しっかりついていた。

「すごい……」

少女は、部屋を見渡しながら 感動していた。

「このホテルを二泊とっておいた。」

彼は、少女の喜ぶ姿を見て、彼自身も笑顔になっていた。

「わぁ…ありがとう…!」