「お前らは……食べ物なんだよ……俺にとっては……」

彼は、その女性の体から外れた頭を持ちあげ、髪をもぎとった。
髪を一気に引っ張る事で、毛穴からはドクドクと血が流れだしてきた。
それをすするように、彼は美味しそうに飲みほした。

そして、皮膚を噛みちぎっていった。
目玉は、ほじくり出し、噛み心地を味わいながら飲みこんだ。
頭蓋骨は、鋭い歯でバリバリと噛み砕いていった。

服を脱がし、ガブガブと彼女の体にかぶりついていく。

これが、俺の……悪魔の本能なんだ。
人間は食べ物でしかなく、それ以上はありえない。
人間が、豚や牛を食べるのと同じだ。
いや…俺の場合は人間を毎日一体食べていないといけないのだから、それ以上に人間はとても大切な食料なんだ…。
情なんてもてない。
なぜかって聞かれても…それが本能だからとしか答えようがない。。
彼は、そう考えながら その女性の体にむしゃぶりつくように食べ散らかした。