「あ…もしかして、嫌だったのかな…?」

黙りこんでしまった彼を見かねて、少女は焦りながらたずねた。

「いや…。。
……観に行くか。」

彼は、笑いながら少女にそう言った。
映画の内容は想像すらつかないが、人間の想像する悪魔がどんなものなのか、気になったのだ。

「うん!!」

エレベーターから降りると、二人は朝食のバイキングに向かった。
バイキングでは、彼は適当に皿の上にサラダなどをのせ、ういにも美味しいというふうに食べたいた。
また少女は、彼の前で美味しそうに食べていた。
彼も、とてもお腹がすいていたが、少女の笑顔を見ながら食欲を満たした。