「んー…合ってるようで合っていないな…。まぁいい。とりあえず、意識を戻してやろう。だが、また、俺はお前を呼びよせる事になるだろう。」

「何なんだよ一体。。
つか、お前が俺って…」

「細かい事は、また会った時に説明しよう。まぁ…もう会えないことを祈るが…一つ忠告しておく事がある。」

化物は、急に真剣な表情になった。

「俺は、これを言うために呼びだしたのだからな。お前、あの少女とこれ以上の深い関係は持つなよ。」

「はっ…?」

彼は、何がなんだか理解できず混乱していた。

「いいな。約束しろ。」

そう言いながら、また夏祭りの屋台がならぶ夜奈のいる場所へ意識が戻った。