春になり、
新緑、新芽、
新しい甘い匂いが
そこらじゅうで
漂い始める。
「もう春か…。」
冬を惜しむように
口に出してみる。
まだ冷たさの
残る風が
頬をなでた。
「裕子ー!!!」
後ろから
声が聞こえた…
と思ったら、
背中に強い
衝撃と重み。
「ぎゃー!」
思わず叫ぶ。
「えへへ。うちらまた一緒のクラスだね!」
嬉しそうな
彩夏の顔が
私を覗き込む。
「うん!嬉しいけど…重いから!!」
私の背中に
飛び乗ってきた
彩夏は
笑いながら
背中から
ゆっくり
降りた。
「もう昨日はクラスが気になって、
なかなか寝られなかったよ。」
「私もだよ!!今年もよろしく彩夏さん!」
「こちらこそ。裕子さん!」
お互いにやりと
笑いあう。
それにしても、
本当によかった。
今日から
2年。
全く不安が
無くなっていた。
「かっこいい1年いるかなー。」
「クラスにもいるかね。」
私たちは
2年の教室に
早足で
向かっていった。
新緑、新芽、
新しい甘い匂いが
そこらじゅうで
漂い始める。
「もう春か…。」
冬を惜しむように
口に出してみる。
まだ冷たさの
残る風が
頬をなでた。
「裕子ー!!!」
後ろから
声が聞こえた…
と思ったら、
背中に強い
衝撃と重み。
「ぎゃー!」
思わず叫ぶ。
「えへへ。うちらまた一緒のクラスだね!」
嬉しそうな
彩夏の顔が
私を覗き込む。
「うん!嬉しいけど…重いから!!」
私の背中に
飛び乗ってきた
彩夏は
笑いながら
背中から
ゆっくり
降りた。
「もう昨日はクラスが気になって、
なかなか寝られなかったよ。」
「私もだよ!!今年もよろしく彩夏さん!」
「こちらこそ。裕子さん!」
お互いにやりと
笑いあう。
それにしても、
本当によかった。
今日から
2年。
全く不安が
無くなっていた。
「かっこいい1年いるかなー。」
「クラスにもいるかね。」
私たちは
2年の教室に
早足で
向かっていった。