「どうして何時も彩音がこんな目に会わなきゃいけないのよ!!」

「亜子…」

「彩音スゴく楽しそうに仕事しててその帰り道に車に轢かれて…」

「彩音なら大丈夫だ…きっとあんなことあって彩音は意識を取り戻したから今回もきっと大丈夫だ…俺はそう信じてるからな」

「聖汰…」

ガラッ

「彩音!!」

「乃佳にあやに実果…」

「NEWS見てビックリしたよ」

「まさか…前と同じで意識不明の重体って」

「また…あんな風になるの?」

「ツ~」

ダンッ!!

「「「!?!?!?」」」

「聖汰?」

「あの事は今でも許せないからなぁ」

「!?」

「っ~」

「そんなの私もだよ!?」

「乃佳…」

「ごめんなさい」

「亜子?」

「彩音のかわりに私が事故にあえば」
バシッ

「「!?!?」」

「痛い…なにする」

「ふざけるな!!亜子!!」

「弘?」

「誰がそんなことを望んでる?お前はいつもいつも一人で悩みを抱えてる…まるで彩音みたいだな」

「「!!!!」」

「弘?それはどう言うことだ?」

「えっ…!?あっ…」

「何を隠してる」

「……」

「答えろ!」
ガラッ

「中学校時代の頃の彩音は悩み事を俺達にしか言ってなかったんだよ」

「戒斗に卓也に優人どうしてここに」

「彩音とは同じ学校だからなぁクラスは違うけど」

「あっそういえばそうだったなぁ」

「それに彩音のことが好きだからなぁ俺たちは」(ボソッ)

「彩音がどんな悩み事をしてたんだ?」

「(イラッ)このことはいくらなんでもお前達には言えない」

「どうしてよ!!私達同じ仲間じゃない!?」

「はぁ?仲間?なにふざけたこといってるだよ彩音を裏切ったくせに…」

「!?っ~」