「そんなの聞いてないよ」

「あっ電話だ」

『もしもし』

≪あっ彩音ちゃん?≫

『そうですけど』

≪今日亜子ちゃんと新井翔さんとドラマ撮影あるから来てください≫

『えっ今日からですか?』

≪そうだよ^^≫

『わかりました今行きます』

≪今学校の前に来てるから急いでねぇ≫

『わかりました』

「亜子、翔行くよ」

「わかった」

学校の前で

「急いで」

「わかりました」

車の中

「なんのドラマですかぁ?」

「“学園物語”っ言うドラマだよ」

「「えっーーー!!」」

「その前に誰が主人公ですか?」

「それはねぇ彩音だよ」

「えっ私ですか?」

「でも亜子はなんの役ですかぁ?」

「主人公の親友役だよ」

「えっそうなんですかぁ?」

「v(=^0^=)v」

「でも翔はなんの役ですか?」

「主人公の彼氏」

「えっーー!!」

「嫌です」

「私と亜子の役交換して欲しいです。」

「ダメよ」

「何でですか?」

「社長と監督が決めたから」

「社長って水川拓斗ですか?」

「なんで知ってるんですかぁ?」

「だって私のお父さんだから^^」

「「「えっーーー!!!!!!!」」」