「…バレないようにね。」




そう言って永澤くんは私の手を握って早めに歩いた。










無事に店を出られた。





「よし。完了。」




出たものの……、全然手が離れません…。




別にいいんだけど…恥ずかしいですっ///





「……名前聞いてなかった…。」




「あっ!浪川癒兎です!」



「………癒兎ちゃん。」




い、いきなり下の名前で……。