―――――――――――――――…… 「じゃあね。」 「バイバーイ!」 次々にクラスの子が教室を出て行く。 「宇美ちゃん!」 「ん?癒兎?」 「あのさ…今日ね、永澤先輩に告白しようと思うん、だけど…。」 「ふーん。いいんじゃない?」 宇美ちゃんはニッコリと微笑んだ。 生まれて初めての告白、生まれて初めての男の子とデート。