「知ってたみたい…」


「だから…渡したかったんです。今日誕生日でよかったです。」




椎那くんの笑顔に泣きそうになった。

だって、きいが幸せで満ちていたと確信できた。



「ありがとう…椎那くん幸せでいてね」