「あの、きいの手紙渡したくて。」


「え?きいの手紙…?」


もう、時間も経ってるのに…


「すいません。渡せなくて。今日俺の誕生日で届いていたんです…」





きいから椎那くんへの誕生日プレゼント…




「もう、読んだ?」


「はい…赤さんに渡したくて。」