「あかねぇ!この洋服ありがとう!私お気に入りなんだ♪」


なんで…きいがいるの?


「きい、ごめん…私のせいだよ。」


「あかねぇ、泣かないでよ!なんで泣いてるかわからないし!あ、また洋服買いに行こうね。」


きいが笑ってる…

私に?


「きい一緒に居たいよ…離れたくない。やだよ…」


きいは笑顔で話す。


「私はいつだって一緒だよ!あかねぇ大好きだよ!」





きいは私の前から消えた。





この日初めて知った。
失う気持ち。





戻らない人…