とか言いつつもくじを引く


「うわっ、悠太かぁー」


「きい今鈍い声だした!」


なんて、珠樹とからかっていたのもつかの間…

珠樹は隆幸…
私は夢雨…


何とも気まづい。


「赤、明日撮影なんだろ?一緒に行くよ!」


最近見れなかった笑顔を見れて少しほっとした。


「ありがとう!でも、誤解されるよ?」


「俺ずっと赤と一緒にいたい。まあ、電話する!」


これって、告白?


いや、違う違う。


「隆幸…よろしく。」


相変わらず暗い。


「おうっ!」


隆幸はこの前の会話以来普通に話すようになった。